【保存版】シャープな写真を撮るためのポイント~8つのコツとは
【保存版】シャープな写真を撮るためのポイント~8つのコツとは
「シャープな写真」とは、撮影されたイメージが鮮明で、細部までクリアに描写されている写真のことを指します。以下に「シャープな写真」の特徴をいくつか挙げます。
-
鮮明な輪郭と細部: シャープな写真では、被写体の輪郭や細部がクリアに描写されています。繊細な模様やテクスチャ、細かな線や文字などが鮮明に表現されています。
-
高い解像度: シャープな写真は、高い解像度を持っています。解像度が高いほど、画像が鮮明になり、細かなディテールがはっきりと見えます。
-
被写体と背景の明瞭な分離: シャープな写真では、被写体と背景の間に明確な境界があります。被写体が鮮明に浮き出ているため、背景との差が明瞭になります。
-
シャープなコントラストと色彩: シャープな写真では、コントラストがはっきりとしており、色彩も鮮やかです。隣接する色やトーンの差が明確になるため、画像がより立体的に見えます。
ポイント①~頑丈な三脚を使う
NikonD810、ISO100、f/8、1/250、50mm
シャープな写真は、頑丈な三脚をしっかりと固定することから。このことだけでも、かなりのシャープさを得ることができます。
-
三脚や安定器を使用する: 長時間露光や望遠撮影など、手ブレが起きやすい状況では三脚や安定器を使用してカメラを安定させることで、よりシャープな写真を撮ることができます。
ポイント②~手ぶれ補正をOFF
手ぶれ補正機能は、カメラを手に持っている振動を常に検知し続ける機能です。ですから、カメラを三脚に固定してブレのない状態になると、ブレを検知できずにおかしな動きをしてしまうことがあります。必ずOFFにします。
ポイント③~ISO感度を低く設定
ISO感度を一番低くするのは、ノイズを一番小さくするためです。今回の撮影では、ISO100で撮影しています。
ポイント④~絞りは解放から2段階程度
一般的なレンズは解放から2段絞った辺りが一番ベストな画質と言われています。
F値 | 1 | 1.4 | 2 | 2.8 | 4 | 5.6 | 8 | 11 | 16 | 22 | 32 |
---|
絞りの段は規則性が無いように見えるのですが、1段飛ばしで見ていくと倍になっているのが分かります。1, 2, 4, 8, 16, 32…、1.4, 2.8, 5.6, 11.2 (11), 22.4 (22)…と言う感じなので、絞りの段を全て暗記しなくても初めの1と1.4だけを覚えて後は倍にしていくだけです。
ポイント⑤~ライブビューを使う
三脚にカメラを固定したら、ファインダーよりもライブビューの方が見やすいです。是非、利用してください。
ポイント⑥~ミラーアップ機能
一眼レフカメラ内部にあるミラーは、シャッター動作とほぼ同時に上へ跳ね上がる為、カメラに振動を与えてしまいます。このミラーによるカメラ内部の振動を『ミラーショック』と言います。ミラーショックによるブレを防止する為に、シャッターの動きとタイミングとずらして予めミラーを上げた状態を『ミラーアップ』と言います。このミラーアップ撮影モードがあるのは、大抵は中級モデル以上の場合が多いようです。ニコンならD7000系より上位機種になります。
また、最新機種や上級モデルになればなるほど、ミラーショック対策が施され、ミラーの振動によるブレが軽減されるように設計されています。
ポイント⑦~電子シャッター
電子先幕シャッターとは、フォーカルプレンシャッターの先幕の動作をセンサーの電子制御に持たせることで 、物理的な先幕シャッターを動作させずに露光を行うシャッター方式です。電子先幕シャッターは先幕に物理的な動きがないのでショックブレが起きません。電子シャッターとはフォーカルプレーンシャッターの先幕も後幕もセンサーの電子制御で行うシャッター方式です。
つまり、物理的にシャッター幕は全く動きません。一眼レフで電子シャッターが使えるカメラは多分ないと思います。また、多くのミラーレスカメラでは搭載されているようです。
ポイント⑧~シャッターボタンは押さない
手ブレはシャッターを押すことで発生することが多いです。ケーブルレリーズを使えば、確かにシャッターを押さないで写真が撮れます。
NikonD810、ISO100、f/8、1/200、35mm
人気ブログランキングに挑戦中です。
よろしければ上のバナーを押して応援してください。