写真家jin-andoの徒然日記

風景写真掲載を中心に、写真撮影のテクニック等を配信しています。

【保存版】写真撮影のテクニック~満月を綺麗に撮る「8月31日はスーパームーン」

【保存版】写真撮影のテクニック~満月を綺麗に撮る「8月31日はスーパームーン

 一眼レフカメラで月を綺麗に撮るためには、「望遠ズームレンズ」が必要です。これがなければ、極論ですが、月を大きく綺麗に撮影するのは、非常に困難です。トリミングでは、あまりうまくいかないと思います。

   月を撮るためには、35mm換算で300mm以上のレンズが適しています。最低でも200mmはほしいところです。
  望遠レンズがあれば、以下の設定等をやっていけば、必ず綺麗な月の写真が撮れます。

準備物

■三脚
明るい満月であれば手持ち撮影も可能ですが、三日月や半月のお月様を撮るなら三脚は必須です。

■レリーズやリモコン
三脚を使って撮影する際に、カメラに手を触れずシャッターボタンを押すことができます。なければセルフタイマーでも代用できます。

撮影モード

 撮影モードは「M」(マニュアル撮影モード)を選びます。絞りやシャッター速度優先モードで撮れなくはありませんが、とても難易度が高くなります。また全自動モードで撮影すると、真っ白い玉になってしまいますので、マニュアルモードが最適だと思います。

白潰れした例

ISO感度

 通常ISO感度は100で十分だと思います。ISO感度は低いほど高画質になりますし、ノイズも気にならなくなります。

 

絞り

 絞りを絞る(F値を大きくする)とピントの合う奥行き幅が広がるのできちんとピントの合った写真が撮りやすくなります。しかし、極端に絞りを上げるとらら回折の影響を受けやすくなります。回折が起きると、画像のシャープさが失われてしまいます。私は、f/8辺りが適していると思います。撮影する現場の状況にも左右されますので、このあたりで調整してみてください。

シャッタースピード

   絞りをF8でISO感度を100に設定した場合、1/200から1/320程度がいいのかなあと感じます。これを基準にいろいろシャッター速度を変えて何枚も撮ってください。

ホワイトバランス

 ホワイトバランスを調整することで、月の色を変えることができます。月は太陽光に当たって光っているので、プリセットホワイトバランスを「太陽光」にセットすると、見た目に近い色になります。より黄色っぽさを強調するなら「曇り空」や「日陰」、碧っぽくするには「白熱電球」を選びます。

 

太陽光            日陰

白熱電球

うまくいけば、クレーターもはっきり写し撮れます。

是非、挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

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