城下町を彩る花火を撮る
～杵築城とのコラボで迫る～

　武家屋敷の夜空に大輪の花が咲く八坂川河口域・塩田の会場で開催された杵築市納涼花火大会の撮影に行ってきました。
　今回は、ライトアップされた杵築城とのコラボで迫りました。

杵築城

　杵築城は、大分県杵築市にある歴史的な城です。室町時代に木付氏によって築かれ、戦国時代には大友氏と島津氏の戦いの舞台となりました。江戸時代には杵築藩の藩庁が置かれました。現在は公園として整備されており、模擬天守や資料館があります。

　ライトアップされた姿は、なかなかのものでした。

ｆ／9、4.7秒、ISO100、120ｍｍ

城下町

　杵築市は南北の二つの高台に武家屋敷が立ち並び、その谷間に商人の町が細長く続く城下町です。江戸時代の風情そのままの武家屋敷通りは、大原邸を代表とする武家文化を物語る立派な屋敷が建ち並び、日本一の城下町といわれています。海に面した場所に建つ杵築城からの眺めは雄大でありながらどこかのんびりしていて、晴れた日には遠く四国まで見える絶好の展望所です。