夏の山口県撮影旅行⑦~秋吉台国定公園の地下100m、そ日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」
夏の山口県撮影旅行⑦~秋吉台国定公園の地下100m、そ日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」
秋吉台国定公園の地下100mに位置する「秋芳洞」は特別天然記念物に指定されています。
洞内の総延長は10kmを超える国内最大級で、約1kmに及ぶ観光コースでは、長い年月をかけて生み出された自然の造形美の数々を目にすることができます。
約400mの商店街を抜けると、秋芳洞の入り口です。
百枚皿
秋芳洞正面入口から約300m。段丘の中腹から流れ出る水が、波紋の形に固まったもので、多くの皿を並べたような姿から百枚皿と名付けられたそうです。実際には500以上あるといいます。
水の波紋の端の泡立つ部分に石灰分が沈積。波紋の縁の部分だけが、長い歳月の間に盛り上がって、皿状になったといわれています。
f/8、1/2、ISO6400、24mm
撮影は、洞内が非常に薄暗いので、ISO感度を上げなければ手持ちではシャッターを押せません。もちろん、三脚は使用できません。上の写真は、シャッタースピードが1/2秒ですが、カメラをしっかり固定し、何とか手ぶれを回避できました。普通は、もっとISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぎますけれど。
黄金柱
秋芳洞正面入口と黒谷入口のほぼ中央に立つ巨大な石灰岩の柱。何万年もの大昔に天井から流れ出た地下水が石灰分を沈積させてできた黄金柱は、高さ15m幅4mの巨大な石灰華柱。巨大な柱の表面には装飾模様のような細かいヒダ模様が刻まれています。宮殿の円柱のような美しい造形は圧倒的な存在感を放ち、LED照明で黄金色に輝く姿は絶品です。
f/8、1/10、ISO12800、24mm
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